最近、そのようなご相談を良く伺います。これには△と答えております。
なぜならば、テーピングで補正をかけること自体は補正方法としては一つあるのかとは思います。実際に必要な方がいらっしゃれば当院でも巻くことはあります。それは、あくまでも捻じれた指を補正して関節の負担を少しでも和らげてあげることが必要な場合です。
手の指を捻じってみて下さい。痛いはずです。その関節の捻じれを捻じれの少ないニュートラルなポジションにもっていくことを目的にするには良いことかもしれません。あたりが楽になるとは思います。
しかしながら、テーピングだけでは外反母趾になりうる歩き方そのものを変えることは難しいと感じております.。当院ではテーピングで補正するということ以上に、外反母趾の原因に当たるかかとから地面を捉えて蹴りきるまでの不安定な歩行動作オーバープロネーション(過回内)をいかに正常な正しい歩きに変えていくかという取り組みをしております。テーピングでは不十分と感じた方は是非一度ご相談下さい!
これには残念ながら〇と考えております。
もう少しわかりやすく言えば「骨格が似る」と言い換えて説明させて頂いております。
ですが、生活習慣や外部環境の変化に伴い、足の環境を良い状態を保つことがもっと大切なことだと感じております。その中で最も大切なことは一度お履きのシューズを見直すことです。外反母趾だから大き目ではなくバランスが大切です。その方法についてはしっかりとお伝えさせて頂きます。
聞き覚えのないオーバープロネーションという言葉ですが、かかとの骨の捻じれによる悪い影響です。そのことでかかとを接地した瞬間にすでにかかとが内へと流れてしまいまい、土踏まず側へと地面を蹴る癖がついてしまいます。
特に偏平足になるとその現象が助長されてしまい、そのことで、外反母趾に限らず、親指にタコができる、巻き爪になるなどの影響が出てしまいますが、原因はす全て同じです。
当院ではこのオーバープロネーション現象を減らし、正しい歩行へ導くための取り組みをして、外反母趾等足のトラブルに対する施術を行っております。
当院では主に3つの視点から外反母趾の進行を食い止めていきます。
一つ目は足首の可動域の改善です。
足首の硬さを感じる方は無理やりにでも地面を蹴ろうと謝ったクセのある歩き方をしてしまいます。足首90度+10度と合言葉に施術を行っております。かかとからついてつま先で蹴る。そんな当たり前のことをもう一度できるように一緒に取り組んでいきます。
2つ目はフットアイテムの改善です。
合わないシューズによる物理的な圧迫は外反母趾に悪影響を及ぼします。正しいシューズ選びで、正しい歩行を促すことも可能です。大切なポイントは多くはありませんので、知って頂くことで外反母趾など足のトラブルになりにくい足の環境を整えてあげましょう。簡易インソールやソックスも環境を良くするためのその一つです。
3つ目は骨格補正具による改善です。
歯の矯正や補聴器や自分まくらなどのようにオーダーメイドの自分に合った物を選んでしっかりと調整して使用してあげることで少しずつ間違った足の着き方から解放され、正しい足の使い方へ変化させます。
当院で取り扱いのありますオーソティクスは高価なものにはなりますが、お悩みの深い方にはオススメしております。一番力が発揮しやすい位置へ戻すことは足のトラブルの解消には一番早い近道なのかとオーソティクスインソールを導入しております。
正直に答えます。大変申し訳ございませんが、鋭く曲がってしまった変形が劇的に改善することは手術以外にはありません。ただし、親指の出っ張ったコブを正しい運動・施術によって緩和させ、ある程度の変形(5度)が戻ることは期待できますので、ご相談下さい。少しずつ悪くなった外反母趾を食い止め、少しずつよい方向へ導いてあげられるのかを一緒に取り組んでいきましょう。